水景に魅せられて

お酒やアクアリウムなど

シラクラさん風レッドビーシュリンプ水槽

青々とした水草にの上を這うように動く赤と白のバンドのエビが可愛くて、ケンの家では1年前から飼っている。

レッドビーシュリンプ

模様によっては高額で取引されていて、ブリーダーと呼ばれる模様のグレードを上げるように繁殖されている小型のエビだ。

ケンは今の所グレードにこだわっているわけではなく、赤と白の模様が好きで飼っている。

初めて飼った時はすぐに全滅した。

色々調べてなんとか生きては行ける状況を作ることは出来たが、子供が産まれたのは2回だけで、その子供が生存したのは2匹だけだった。

30㎝の水槽で飼っていたのだが、減った水を足すだけで水質が変わって死んでしまうという敏感肌。

夏場は特に水温も上がって水もよく蒸発する。

そこで今回は60㎝水槽を買って、エビが繁殖してくれるように揃えてみた。

60㎝にすることによって水量が増え、水質の変化が少なくなるので敏感肌のエビにも影響が少ないらしい。

30㎝水槽は約12リットルで、60㎝水槽になると約60リットルと入る。

ほぼ5倍!期待しよう。

ブリーダーのシラクラさんのホームページを参考にさせていただいて、この通りにやってみる

http://shirakura.shop-pro.jp/?mode=f19

 

まずは水槽。

今回はエーハイムのグラス水槽を購入した。

オールガラスで3,280円!やすっ!


 

それにニッソーのバイオフィルターという底面フィルターを設置。

今回は60㎝水槽なので、パイプは2本。

エアーポンプで動かすタイプだ。

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その上にソイルと呼ばれる床材を入れる。

これはシラクラさんが販売してるレッドビーサンドを7㎝敷く。

8キロと4キロ買って、10キロ必要だった。

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カルキ抜きした水を入れたらエアーポンプに繋いでフィルターを動かす。


 

照明も設置して一応セット完了。


 

殺風景なエビ水槽が出来ました。

シラクラさんが言うには3ヶ月くらいして、安定したら水草とか飾りを入れていいらしいので、それまではガマン!!

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明日一旦水を替えて、明後日エビを入れます。

元気に生きていってくれるかな?

 

 

 

テレビ台と水槽台を作ろう

水槽を置く場所は気を使う。

60センチ水槽に砂利や石を置いて水をなみなみ。

60×30×36+何キロか。ざっと70キロから80キロになる。

そんなの置ける台なんてやっぱり専用の台しかないよな。

でもテレビの横のとこに置きたい。

2台置きたい。

 

という所から作ろうとなった。

 

材料は丈夫で安い物。

コンクリートブロックの普通よりちょっと幅広の15センチの物とホームセンターで買える木材を中心に設計。

設計といっても道具も揃ってないし、作業スペースもないので出来るだけ簡単に考えた。

1番大変だったのはコンクリートブロックを運ぶ事。

男でよかった。

あと、コンクリートブロックは意外とボロボロとコンクリートのクズが落ちる。

掃除しながらやらないと足や膝に刺さって痛い。

 

床を傷つけないようにホームセンターでカットしてもらった木材を並べてその上にブロックをボンドを塗って置く。

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ちょっとはみ出しました。

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その上にまた木材を挟んで接着。

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この上に水槽が乗ることになる。

上にスノコを置いてすだれ調のロールスクリーンを置いて30センチ角のタイルを乗せたらほぼ完成。

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60センチ水槽置いてみた。

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出来た!!

写真には写ってないが、テレビの右手にも同じように置ける。

また水槽買ったら載せます。

 

かかった費用

コンクリートブロック 160円×12個=1,920円
木材 1,250円×2本+カット費用(30円×10箇所)=2,800円
スノコ 1,420円×3枚=4,260円
タイル 420円×18枚+送料1,400円=8,960円
ボンド 480円
すだれ調のロールスクリーン 1,720円

合計 20,140円(税込21,751円)

 

 

 

 

ピュア ケンタッキー バーボン

うららかな春の光が眩しい土曜日。

昼間は夏の匂いも感じられる季節だが、今は朝7時。

爽やかな風が昨日までのイライラを流してくれそうだ。

 

佳代は港町の自動車部品の工場に今年の春から事務として働くため引っ越してきた。
30歳で叔父に勧められた人とお見合いをし、そのまま結婚。5年間の専業主婦を行い晴れて自由の身となり、車で3時間ほど離れたこの港町に1人で住むこととなった。

 

土曜日というのに早起きをして化粧をしているのは今日は田島とデートをする日だからだ。
取引先の営業マンの田島は佳代の事務所にたまに顔を出す程度だが、仕事パソコンのメールから始まった2人のやり取りはすぐに携帯のメールに代わり、2人で飲みに行くようになった。

異性に奥手な佳代は少し強引な田島の誘いに初めは戸惑ったが、田島とは酒の好みも合い、話もよく弾んだ。
週末、田島の仕事が終わるのを待って少し遅めの居酒屋へ。

2人はビールを飲みながら毎回色々な話をした。

仕事のこと、

この港町のこと、

佳代の地元のこと、

佳代の元結婚相手のこと、

田島はこの港町で産まれ一度も出ることなく結婚して、7歳の子供もいることも。


それから少し酔った2人は決まっていつものレストランへ行き、ウイスキーを2杯飲んで帰る。

もう5回もこのコースを回った。


いつも田島からは

「地鶏が人気の焼き鳥屋があるから今週行かないか?」

などお店紹介のようなお誘いメールがくる。

しかし今日は、

「土曜日、朝からドライブに行こう」

というお誘いだった。

田島との初めての昼間のデートのお誘いは佳代を久しぶりにドキッとさせた。

2日前から何を着て行こうか考えていた自分に驚いた。

朝8時半、田島が迎えに来た。

爽やかな水色の薄手のニットにデニムのパンツ。

初めて見るカジュアルな服装は日焼けした田島によく似合っていた。

いつもと違う状況に少し照れながらスポーツタイプの車の助手席に滑り込んだ。


「ちょっと遅いけど見てみたい景色があるんだ」

田島の運転する車は高速をに乗り豊川で寄り道のため一度高速を降りる。

高速を降り15分ほど走って車を停めた。

少し遅い菜の花と桜が咲いている気持ちの良い川沿いだ。

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「春を詰め込んだような景色だろ」

似合わないセリフに笑った。

また高速に乗り海沿いを走った。

車内では色々な音楽を聴いた。

なかでも佳代が昔よく聞いていた少しマイナーなロックバンドのCDがあり、2人は大声で歌った。
柔らかな太陽も沈み2人はいつものように居酒屋で乾杯をした。

 

佳代は久しぶりに恋心が芽生えて来たのを必死で抑えた。

田島は佳代を幸せにはしてくれない。

分かっている。

田島は佳代を手に入れたいと思っている。

分かっている。

このまま抱かれて不倫になだれ込むのは佳代にとってマイナスになる。

分かっている。

でも好き。

分かっている。

 

もし、抱かれたらもうこんな風には会えなくなるだろう。

 

今日も2件目はいつものレストランへ。

カウンターバーのあるこのレストランは田島と2人で歩いていてたまたま見つけて、それ以来毎回来ている。

「いらっしゃいませ」

いつものケンが笑顔で待っていた。

ここでは、田島と一緒のものをいつも頼んでいる。

「今日はバーボンをロックでもらおうかな」

「わかりました。どんな気分ですか?」

「充実した1日の締めに少し強めの美味しいのがいいな」

「いいのがあります」

注文した田島に笑顔で答えたケンは後ろを向き、ボトルを取り出し、2人の前に置いた。

「ピュア ケンタッキー」と言います。

大ぶりの氷に注がれた液体は深く澄んだ色をしていた。

佳代は乾杯をし、深く澄んだ液体に鼻を近づけた。

しっかりとしたアルコールの香りがあるが鼻の奥を刺激するような尖ったものはなく長年樽の中で眠っていたような穏やかな緩やかな酒だった。

氷の隙間から口の中へ少しだけ滑らせて見た。

「うまい」

思わず出た言葉はストレートな表現だった。

穀物の甘みの中に無機質な無骨さを感じるバーボンは見た目通り深く澄んでいた。


 

 美味しさにつられついつい飲んでしまう。

いつもは2杯で帰るのだが、今日は時間も早く、お代わりをした。

昼間の楽しかった時間をもう一度話し、2人で笑った。

お代わりをした。

お酒に強い佳代だが流石に酔ったみたいだ。

 

分かってる。

田島とまた一緒にこんな風に飲みたい。笑いたい。

このまま帰ったらきっと2人の関係は変わらずいれる。

分かってる。

 

田島も酔ったみたいで、いつもよりカラダの距離が近い。佳代も田島に近づいた。

膝が触れた。軽く押し返してくる田島。

会話が途切れ、

「行こうか」と田島。

「うん」と頷いた。

分かってる。

 

ケンは、

「ありがとうございました。またお待ちしてます」

と笑顔で送ってくれた。

 

でも

たぶんもう来ない。

同じ関係には戻れないから。

 

分かっているんだけど…

 

夜になり少し冷たい風のせいにして田島と手を繋いだ。

 

 

 

侘び草ビオトープ

時はきた

 

あったかい

 

あったかすぎる

 

サカナたちも外ばっかり見ている

 

 うん、出そう

 

 

ちょうど一年前始めたプランタービオトープ

玄関先に作ったオアシス。

冬の間はかわいそうに思えて家の中へ。

そろそろ出しましょか。

去年は赤玉土ウォーターマッシュルームを直植えしてプランターを侵された。

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水中ではモスも繁茂し狭〜〜くなっていた。

今年は去年を教訓として、プランタービオトープの計画を立ててみよう。

プランターの幅は75センチある。 

 

泳いでいるもの

・メダカ

アカヒレ

・青コリドラス

・シマドジョウ

ミナミヌマエビ

 

今年の計画

・玄関なので見た目重視

・直射日光が当たるので暑さ対策

・泳ぐスペースを確保

・自然繁殖出来る

 

まず暑さ対策として

タイルの床が熱を持つのでコンクリートブロックをプランターの下に敷く。

プランターを2つ重ねて周りをスダレで囲う

 

泳ぐスペースを確保するために

ウォーターマッシュルームを引っこ抜く。

根っこがすんごくてほぼ土ごと取れた。

ウィローモスも出来るだけ取る。

だいぶ土が減ったのでコリドラスとドジョウのために半分砂場にする。今回は口で砂をほじくるのに痛くないように角がない滑らかな砂を使った。

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見た目のために初めて買ったADA侘び草

針金で水面に浮かべたので水の中はスペースが生まれた。

どれくらい大きくなるのか楽しみだ!

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花見のワイン

「週末花見するぞ!明日から暖かくなるから土曜日には満開だからな」

「新人は買い出しよろしくな〜」

ハルカは今年の4月にこの会社に就職した新人の3人のうちの1人だ。

「ハルカは大学の時レストランでバイトしてたでしょ〜」

「お酒頼むわ」

新人の中でもおとなしい性格のハルカは他の2人の男子に簡単に頼まれてしまった。

帰りに元バイト先のケンさんの所に行こう。

なにか教えてもらおう。

お店暇だといいなぁ。

まだ新人研修中なので定時の17時半には帰れる。

「おー、いらっしゃい!」

リクルートスーツか。あんまり似合ってないな」

自分で言って高笑いをするケンさん。

本当か冗談かよく分からない人だ。

「やめてください」

ムッとしてカウンターに座った。

「ビールとサラダください」

バイト時代からのハルカ定番メニューだ。

「相変わらず変な組み合わせだな」

ケンさんはおかしなものを見るような目で見てくる。

「で、なんだ今日は?もう仕事がら嫌になったか?」

「そんな訳ないですよ。まだ一週間ですよ」

花見の買い出しの事をケンさんに伝えた。

「私がここでバイトしてた事みんなに言ったから期待値が上がってるんですよ」

「そうだなぁ〜」

少し考えて、冷蔵庫から一本のワインを出してきた。

ロゼワインなんてどうだ?」

「えー!かわいい!!でもおっさんたちばっかですけど大丈夫ですかね」

「世間のイメージはロゼワインっていうと中途半端でなんとなく甘そうで飲めない奴が飲むもんだろっと思われているかもしれないけど、ちょっと飲んでみろ」

グラスに注がれたそれは淡いピンクで桜色って言葉がぴったりなワインだった。

香りは赤い果実を潰したような爽やかさがあった。

「いい香り〜!!」

一口飲んで見る。

驚くほど飲みやすいがしっかりとしたぶどうの味がする。

少し甘いのかと思っていたが、喉を通った後にぶどう本来の甘さがある程度で辛口の白と爽やかな赤の良い所をとったような味だった。

「おいしいっ!!」

「だろ?つまみが何か決まってないなら何でも合うワインで行きたいだろ」

確かに脂っこいものでも、このサラダにも合う。

まだ肌寒い季節だからこのワインなら冷やさなくても大丈夫そうだ。

「見た目は可愛くピンク色、中身は辛口のしっかり者、猫かぶったハルカにぴったりだしな」

また高笑いのケンさん。

「フランスでは白ワインよりロゼワインの消費量が多いんだぞ。それくらい人気のあるワインなんだよ。このワインは南フランスの人気の生産者Mシャプティエと言う人が作ったロゼワインだよ」

1本1.000円くらいで買えるとは。

これはみんな喜んでくれそうだ。

このワインが苦手な人は少ないだろう。

週末の花見が楽しみになった。


世界のメダカ館

よく晴れた春のような日だった。

ケンは以前から気になっていた名古屋の東山動物園にいた。

動物園と植物園に分かれており、とても広い。

その日はよく混んでいてやっと見つけた駐車場から土の坂道をだいぶ登ったところから入園した。スカイタワーのふもとだった。

入るとまずゾウガメの小屋があり、10頭ほどがノソノソしていた。

たくさんの子供たちに紛れて楽しんだ。

その奥には『自然動物館』という建物があった。

なにやらよくわからないがとりあえず入ってみる。

いやー!おもしろい!

リスからブタまで。

トカゲからワニまでいる。

亀やワニなどは池や陸地など作ってあり、それを上から眺めるというもの。

本当に豊富な種類の生き物が展示してあり、綺麗に管理されていた。

もう一周したいくらいだったが、連れののぼせたような顔が見えた。確かに暑い…

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そこから5分ほど歩いたところに今日の目的地の

『世界のメダカ館』がある。

入ると横に長い水槽に日本の田んぼのジオラマが作ってあり、メダカ、フナ、タニシやヨシノボリなんかが泳いでいる。

順路に沿ってジオラマが作ってあり、その前に水槽がある。

絶滅危惧種のタナゴが何種類か泳いでおり、ケンの家にいるタナゴとなにが違うのか検討した。

わからなかった。

メダカ200種類展示されていると聞くと、楊貴妃やらミユキやらダルマなんかの種類がいるのかと思っていたが、実際はもっとディープな世界だった。

聞いたこともない国の「本当にメダカかよ!」って思う個体やカダヤシの仲間だったり、グッピーやプラティなど熱帯魚や売ってそうな種類もあった。

聞いたこともない魚の過密水槽が一面に展示されているのは圧巻だった。

種類も多いが数も多い。

建物の裏手に回ると飼育、繁殖されていた。

メダカは1日に10個以上の卵を産み続ける。

環境さえ整っていればどんどん増える。

過密水槽になるわけだ。

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メダカだけで一つの建物を作ってしまうとは。

人工的に交配させて綺麗な個体を作る最近のメダカブームとはまた一味違ったメダカの魅力が詰まった建物だった。

 

帰りに動物もサラサラっと見て帰路に着いた。

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鮮やかな黄色の小さな虫のようなもの

真っ白なだだっ広い空間の中でただ走っていた。

「後ろから来たぞ!!、みんなバラバラに逃げろ!!」
ケンの後ろを走っていた子供が鮮やかな黄色の小さな虫のようなものの餌食となった。
「早く走れ!!」
ケンはスピードを緩め大声で子供に向かって叫んだがもう遅かった。
その場に倒れこんだ子供をどうすることも出来ずにケンは全速力で走り出した。
息ができない。
その鮮やかな黄色の小さな虫のようなものは前からも襲って来た。

大量のその中にケンは突っ込んだ。
「うぉぉぉぉ!!!」
がむしゃらに払いながら走った。
しかしそれはケンの鼻や口から入り込みケンを侵していく。
足がもつれ倒れこむ。
息が出来ない。
鮮やかな黄色の小さな虫のようなものを体から追い出すかのような大きなくしゃみを思っ切りした。
「ビャックション!!」

 

ケンは飛び起きた。

 

 

この花粉の時期は寝起きが最悪である。

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