水景に魅せられて

お酒やアクアリウムなど

サーモス缶ホルダー

夏の終わり、まだ暑い昼の最中ケンは河原に降りた。
今年は夏らしいイベントをしていかったので友達を誘いバーベキューをすることにした。
急だったのでいつもの顔ぶれが6人ほど集まった。


車から用具一式を出したところで誰かが言った。
「とりあえず飲もうー」
暑くてたまらないのでクーラーからビールを取り出して配った。
乾杯をして喉を鳴らして飲んだ。
「うまいなぁ!!」
外で飲むビールは最高だ!
ケンは飲みかけのビールの缶をサーモス保冷缶ホルダーに突っ込んだ。

 

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そばで見てた裕子が
「何それ?」
と不思議そうに見てる。
「これ、はめておくとぬるくならないんだ」
けんはみんなに聞こえるような声で言った。
みんなの視線がケンのビールに集中した。
「なんかお前ずるいな」
バーベキューコンロの足をはめながら雄二が冷たく言うとみんながそれに賛同する声をあげた。


「そう言うと思ってね。」
ケンは車からいろいろな色の缶ホルダーを5つ持ってきてみんなに渡した。
「おおー!」と感嘆の声が上がり各自自分のビールをはめた。
「これそんなに効くの?」
裕子がケンに聞いた。
「俺は毎日使ってるよ。飲み頃の温度がずっと続くから重宝してるんだよ。風呂に持ち込んでもぬるくならないんだ」

実際ケンは普段家でビールを飲む時の他に風呂に水を持ち込んで飲んだり、車の中のドリンクホルダーを使う時に持ち込んだりして使っている。

100%の保冷ではないかもしれないが、缶の他にもペットボトルやホットのコーヒーなんかにも使っている。

もうこの缶ホルダー無しの生活は考えられない!

と思うほどどっぷりはまっている。


得意げにケンが言うと
「誰のかわからなくならないからちょうどいいね」
と雄二が色の多さを褒めた。

 

1時間後、
「すごい!びっくり!まだ飲める!」
材料を切り分けていた裕子が久しぶりにビールを飲んだのだろう。
この気温の中置いておいたらぬるくて不味くなる所だ。

みんなかなり気に入ったみたいだ。
帰りは各自お礼を言って持って帰ってしまった。

 

おいこら!